RECRUITING 2025

ヒロセの技術力

先行・先端・差異化をコンセプトにした開発を進める
ヒロセ電機の技術力を紹介します。

01ヒロセが築いてきた、
コネクタ業界の“スタンダード”

そもそもコネクタは、19世紀後半にアメリカで誕生、長らく海外の技術・製品がスタンダードであり続け、日本では、海外製品のコピーを生産するのみでした。しかし1962年、ヒロセは海外製品のコピーではない完全オリジナルコネクタを日本のメーカーとして初めて開発。その潮流を変えることになります。以来、先行・先端・差異化を念頭に製品開発を継続。ヒロセが、コネクタ業界のスタンダードをつくってきたのです。

02ヒロセだから実現できた、
3つの技術。

先行・先端・差異化を念頭に製品開発を継続したヒロセは、数多くの「世界初」となる製品を市場へ送り出してきました。代表的なのは下記の3つの製品。これらは、ヒロセだからこそ実現できたと自負しています。さらに、1967年には海外進出も果たし、世界中のお客様にお役立ていただけるように。現在では売上の約70%が海外市場向けとなっています。

角形1300(ミニコンV)シリーズ

丸形RM(ラミコン)シリーズ(左)
同軸MSS(マミコン)シリーズ(右)

CLOSE UP 01

(左)日本初の国産コネクタを開発。角形1300(ミニコンV)・同軸MSS(マミコン)・丸形RM(ラミコン)。ラミコンは海外品の1/2という小型化の実現によって、VTR接続の国際標準コネクタに選定された。

CLOSE UP 02

FPC・FFC接続用フリップロックコネクタ「FH12」シリーズを開発。
フリップロック方式を開発・提案し、現場の作業性を改善。この簡単・確実な接続方式は今では業界の標準設計となっている。

CLOSE UP 03

「ZX」シリーズは、I/Oとして全世界に普及したMicro-USBコネクタ。当時バラバラだったI/Oコネクタを集約し、ヒロセの提案をベースとして世界標準規格が実現。

03英知をつないで、
他社にない独創的な製品を。

コネクタは、機械工学、電気電子工学、材料工学、金属工学、物性工学、物理学、化学など、あらゆる知識を総動員し、結合させ、融合させることによって創出されます。社内にとどまるだけでは、付加価値の高い製品を生み出すことはできません。ヒロセでは営業だけでなく、エンジニアも積極的にお客様のもとへ足を運びながら、明日の製品開発につなげるため、常に最先端の情報収集に努めています。

#一般産機

振動に対する強度に加え、小型化を追求

一般産機市場には製造設備や検査装置など、長期間にわたり使用される機器が多く、コネクタにも振動に対する強度や抜き差しに関する操作性が求められます。ヒロセグループの一般産機向けコネクタは十分な強度、操作性を確保しつつ、小型化を追求しています。

#スマートフォン・コンシューマ

モデルチェンジが早い市場は、
スピード感ある対応が鍵

モデルチェンジが早く、コネクタの開発スパンが短いのがこの市場の特徴の一つであり、スピード感ある対応がビジネス成功の鍵となります。これまで他社に先駆けて小型化・低背化・高密度化を追求した最先端製品を開発してきたことで、特にスマートフォン市場では世界各国のお客様にヒロセのコネクタが採用されています。

#自動車・モビリティ

安全・安心に使っていただける製品を提供

安全・安心を確保するため、独自の構造や高性能な材料を採用することにより、高い耐振動性・耐熱性を確保。さらに社内での厳しい検証・試験を繰り返し行い、お客様により安心してお使いいただける製品を提供しています。自動運転や電動車の普及に伴い、自動車の電装化が進み、コネクタをはじめとする車載電子部品が果たす役割はますます重要に。