ビジネスフロー
コネクタを誕生させ、お客様のもとにお届けする過程において、様々な職種が機能的かつ深い関わり合いを持ち仕事をしています。
また、どの職種にも共通するのは、それぞれの仕事に“一気通貫”に携わっていくこと。
ここでは、コネクタが誕生するまでのステージ毎で各職種がどのような役割を果たしているのかを、簡単にご紹介していきます。
設計開発
生産技術
コネクタを生産するための設備開発や工程設計を行う生産技術。製品開発の構想段階であるこのステージから設計開発担当者にとってのよきアドバイザーとして、実際の生産を想定し、モノづくりの観点から様々な情報交換を行う。
製造 (工場)
製品に関するお客様からのコンプレイン(苦情)や、過去の不具合事例などが品質保証部門に集約されている。これらの情報が次の製品開発のヒントになることもあり、設計開発や営業にフィードバックすることで、R&D活動に役立てていく。
営業
お客様に密着してニーズを発掘、有効な情報を収集・精査して、設計開発とともにコンセプトをつくりあげる。ポイントは、お客様の期待を上回る提案ができるか。また、将来ニーズを先読みし、新製品アイデアを持ち込む提案型営業も行う。
設計開発
生産技術
設計開発が考えた製作図面に対して、生産面からのアドバイス。その製品はつくりやすいか、工数は…といったリアルな観点で生産設備・ラインを検討し図面へのフィードバックを行う。生産技術の先端金型開発部門も金型の設計をスタートする。
製造 (工場)
品質管理面からのアドバイス。製品化していく過程での不良品発生率を限りなくゼロにするため、製作図面や、金型の問題点などもチェック、設計開発や生産技術にフィードバックを行う。
営業
設計開発が製作した図面や試作品をお客様に持参し、さらに具体化した要望などをヒアリング。設計開発へフィードバックし、軌道修正を行う。なお、時には、製作された試作品を他のお客様へのアプローチに活用、新製品販路の拡大も図っていく。
設計開発
生産技術
生産ラインの設備計画はもちろんのこと、コネクタの組立に使う治具や自動組立機の開発など生産における幅広い領域を担う。生産ラインは国内だけでなく海外で組まれることもあり、どの拠点でどれだけ生産するか決定するのも生産技術の重要な仕事となる。
製造 (工場)
量産スタートすると、中には月産で何千万個というペースで生産される製品も。ヒロセは生産を協力会社と連携して行っているため、仕事の範囲は自社工場内にとどまらず、協力会社への技術指導、生産管理、品質管理などの重要なミッションを担う。
営業
お客様の発注見通しや希望納期を確認。生産技術や製造(工場)の動きを把握し、量産の必要数・時期について社内で情報共有をし、お客様との調整を行う。また、他の分野を担当している営業とも連携し、新製品の採用先拡大も狙っていく。
設計開発
生産技術
製品の受注状況やその見通しから増産となった場合など、工場と連携して生産ラインの増設などの検討に入る。また、開発した設備が安定的に効率良く稼動しているのか、絶えず製造(工場)と情報交換をし、設備の改善対応などもフォローする。
製造 (工場)
自社工場、協力会社の製造工程を厳しくチェック、品質・コスト・納期全てにおいてベストを出せるよう、徹底した検証、改善、実行を繰り返し行う。万が一不良品が発生した場合は、原因を究明し、対策を立て、設計開発や生産技術にフィードバックする。
営業
製品の採用先拡大などを実現すると、これらの受注情報をとりまとめて他部門に増産の要請を行う。また、納入した製品がお客様の生産現場で想定通りのパフォーマンスを発揮しているかどうかなどのチェックとフォローを実施していく。